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西江月・哥打巴魯

 西江月・哥打巴魯(二〇一四年一二月八日)

 軍本營攻擊命,
 深更強攻沙頭。
 濱邊一帶不停留,
 要向關丹直進。
 白帝重重壓迫,
 亞人個個同仇。
 冬期時節暮雲愁,
 霹靂一聲史動。

 西江月・哥打巴魯(読み下し)

 軍本營の攻擊命、
 深更に沙頭へ 強攻す。
 濱邊一帶に 停留せず,
 關丹に向かひて 直進するを要す。
 白き帝は重ね重ね 壓迫し,
 亞人は個り個り 仇を同じくす。
 冬期の時節 暮雲愁ひ,
 霹靂一聲 史は動く。


西江月・哥打巴魯

※西江月…詞牌(韻文形式の一つである「詞」の詞調の形式。「詩」ではない)の一つで、小令。五十字、双調。平と仄の換韻だが、同一韻部内での換韻。
※哥打巴魯…マレー半島北東部の都市コタ・バルのこと。日本軍が、真珠湾攻撃に1時間20分ほど先行して上陸作戦を開始した土地で、いわゆる太平洋戦争はこの上陸時間に開始された。東南アジアに関心を持つ身ゆえか、幼いころから12月8日と言えば、真珠湾攻撃よりもコタ・バル上陸の日という印象が強い。

軍本營攻擊命:大本営の攻撃命令が下った。

※軍…日本軍。大日本帝国陸海軍。
※本營…大本営。日本軍の最高統帥期間。
※攻擊…攻撃。
※命…命令。

深更強攻沙頭:夜中に海岸へ強襲作戦を実行した。

※深更…夜更け。深夜。
※強攻…強襲すること。
※沙頭…砂浜。ここではコタ・バルのKubu Pantai Sabakを指す。

濱邊一帶不停留:浜辺一帯に留まるわけにはいかない

※濱邊…浜辺。コタ・バル周辺の沿岸部を指す。
※一帶…周辺一帯。
※停留…その場に留まること。

要向關丹直進:クワンタン方面へ直進しよう。

※要…(助動詞:意思)~したい。~するつもりだ。
※向…(前置詞:方向)~へ向かって。~に対して。
※關丹…クアンタン(kuantan)。マレーシア・バハン州の首府。コタ・バルへ上陸した第18師団歩兵56連隊らは、その後、1月3日までにクアンタンを制圧し主力部隊と合流した。
※直進…まっすぐ進むこと。

白帝重重壓迫:白人の帝国主義は何世代にもわたって抑圧し。

※白帝…白い帝国主義。転じて、欧米列強のアジアへの植民地支配。
※重重…重重〔chong2chong2〕(白話、口語表現)次々と、重ねがさね。
※壓迫…圧迫。抑圧すること。

亞人個個同仇:アジアの人間は一人ひとり敵を同じくしている。

※亞人…アジア〔亞細亞〕の人間
※個個…一人ひとりが。誰もかれも。
※同仇…(白話、口語表現)共同の敵。同一の敵。あだを同じくする。

冬期時節暮雲愁:冬季の夕暮れ時の雲は愁いを帯びており。

※冬期…冬期、冬季。
※時節…時期
※暮雲…夕暮れ時の雲。夕焼け雲。帝国主義の「最終局面」の比喩。
※愁…悲しむ。憂える。心配する。

霹靂一聲史動:激しい雷鳴の一鳴りで歴史が動き出す。

※霹靂…激しい雷鳴のこと。奇襲上陸後わずか55日間でジョホール・バルに突入した電撃作戦を指す。
※一聲…ひと声。ひと鳴り。
※史動…歴史が動く。転じて、日本が白人支配への世界史的反転に入ったこと、太平洋戦争への突入による大東亜戦争のステージ拡大を指す。









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  1. 2016/12/08(木) 18:30:52|
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