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「“橋頭堡”戦略」関連情報 (7)

◆目前昆明機場高速路共計投入22.8億元
└商務部 2010-11-16
 ⇒リンク先

  現在エアポート・ハイウェイは合計で22.8億元が投入され…今年12月末前に竣工し開通の予想。
  他のプロジェクトも進行中…空港経済区の廃棄物発電所を昆明新空港と同時に運行営業し始める目標の実現など。
  全体の目標“無害化、減量化、資源化”を最終的に実現する。
  これらは航空の物流は雲南の“橋頭堡”戦略の客貨輸送の大通路建設を強力支える。


  昆明へは数度訪問したことがあるが、いまだ飛行機で降り立ったことはない。というより、過去に飛行機で中国の大地へ降り立ったのは入国回数に比して少ない。上海航路、香港経由などであるからだ。上海や広州、西安などの大都市へ降り立ったぐらいか。
  故に昆明では空港も訪れていない。昆明へは鉄道・バスで進入することとなるからだ。
  しかし、空港と空港を含む経済区の建設というものが非常に大がかりであろうことは想像に余りある。それは、広州を訪れた際に、広州市内と広州白雲国際空港を行き来した経験から推測できる。当時中学生であった私の眼前に広がった、大規模な開発の光景は、今もって忘れられない。
  昆明現地で空港を運営する雲南機場集團有限責任公司のHPも御覧頂きたい。





◆滇西三角經濟圈共築"橋頭堡":各展優勢
└四川日報 2010-11-16
 ⇒リンク先

  2010年は、雲南の「中国南西への解放の重要な橋頭堡」がスタートする年である。
  雲南西部で、騰衝、瑞麗、芒市が次から次へと「橋頭堡」戦略に向って各自の経済社会の発展の実践に組み入れられた。

  芒市~瑞麗~騰衝…3基の都市間は既に親密な発展への暗黙の了解を形成。
  三つの地方の各展優勢、機能が互いに補完しあい、雲南西部の三角経済圏を形成。
  10月末、中南の10省・区の党機関紙の記者の工作会議が雲南で開催され、記者は30数名の党機関紙の記者らと一緒に雲南西部を訪問し、三角経済圏の飛躍を経験。

  騰衝は中国の翡翠の第一の都市を目指す。
  
  芒市は"1147"発展戦略を進める。
  国務院の批准を経て、先日、中国・ミャンマー国境の徳宏タイ族景頗族自治州潞西市は正式に芒市と改名。二千年の悠久の歴史を持つ古い都市は、新しい起点に立った。
  芒市は中国から東南アジア、南アジアにつながる最も手早い陸路で、重要な中枢である。中国アセアン自由貿易地域の全面的な建設に従って、いっそう広く経済発展の空間を開拓し、位置的な優位は際立つ。
  9月3日、杭州の建設投資グループ「浙江大華」がグループ有限会社を建設して《宏州芒市城市发展和旅游开发战略合作协议》を宏州と締結。

  瑞麗:地域の国際商業貿易都市を建設する。
  瑞麗市は…(略)…我が国の最大のミャンマー貿易の窓口であり、中国が東南アジア、南アジアにつながる際の「橋頭堡」であり「ゴールデンゲート」である。


  箇旧・開遠・蒙自の三都市が連合すれば、雲南で相当の地位を占める大連合都市となるだろうということを述べたことがあった。事実『雲南網』は7月6日の「開遠推進城綜合配套改革 建設城一體化」の中で「都市と農村の総合的なワンセットの改革」を進めて「都市と農村を強化して一体化」を建設する動きを報じていた。
  実際に石蒙高速(石屏-蒙自)や羊鷄高速(羊街-鷄街)といった道路網も整備されており、「高いレベルの全面的な小康社会の模範地区を先行」という目標に近づきつつある。これら三つの都市は近く隣接しておりバスが数十分おきに発着して結びつきも強く、この地域では地形的にも開けておりベトナムとの交通上重要な地域でもある。私が行った際は貧弱なマイクロバスで尻がおかしくなるほど揺られた記憶があるが、今は様変わりしているのかもしれない。
  箇旧・開遠・蒙自の三都市を中心とした紅河地区と同じような構図が、雲南西部にも生まれようとしている。

  各都市の方向性についてはこれまでの記事とも重なるが、今回の「翡翠第一城」を目指すという騰衝の動きは興味深い。実は親族が翡翠のアクセサリーを持っているのだが、それはビルマ時代のミャンマーで買ってきたもので非常に安かったという。
  香港で宝石店を回ったのだが、その際も産地はミャンマーであると店の女主人が述べていた。
  翡翠はミャンマーでは非常に安く、それを資源を持たない香港が仕入れ、加工や彫金など手先の器用な中国人が加工し、観光客に高値で売るという構図である。香港というのはつくづく資源がない「国」だなあと思ったもので、その一方で金融・情報・加工貿易の中枢としての位置付けやそれを支える中国人の商才に感じ入ったものである。
  また、東南アジアの民族ゲリラは、チークや翡翠を売買して軍資金にしていたというエピソードも付け加えて紹介しておこう。筆者は直接関係者より聞いている。

  なお、記事中で述べられた「記者の工作会議」やその動きについては『廣西新聞網』「中南省級黨報在雲南交流記者工作經驗」や、『煙草在線』「中南十省區省級黨報記者工作會代錶參觀紅雲紅河」を参照。





◆《開放的雲南——撮影家眼中的橋頭堡》撮影集正式出版發行
└雲南網 2010-11-16
 ⇒リンク先

  開放的雲南——撮影家眼中的橋頭堡
  出版された写真集《開放的雲南——撮影家眼中的橋頭堡》の表紙。タイトルを日本語訳すれば『雲南開放~撮影家が見た橋頭堡~』とでもなろうか。






◆雲南建立多層次資本市場體係 兩年直接融資突破500億元
└雲南網 2010-11-16
 ⇒リンク先

建立多层次资本市场体系 大力推进“两强一堡”建设






◆成貴高鐵建設簡介
└人民鐵道網 2010-11-16
 ⇒リンク先

  成貴高鉄(成都~貴陽の高速鉄道)建設は「十一五」(2006年から2010年までの「第11次5カ年規画」)の重大なプロジェクトであり、新しい成貴高鉄は、四川、雲南、貴州の3省に跨り時速350km設計である。
  成貴高鉄は、成都南から、楽山、犍爲県、宜賓市、長寧県、興文県を経由し、雲南に進入して威信県、鎮雄県を過ぎ、最後に貴州省の畢節市、大方県、黔西県から貴陽市に入って、四川から珠江デルタなどの沿海地区へ至る高速大通路を形成する。
  複線の高速鉄道であり、建設後は成都~貴陽は現在より17時間減の1.4時間程度になる。

  全线平均站间距为41.708km,其中最小站间距为26.450km(威信~镇雄),最大站间距为67.256km(兴文~威信)。


  絶句するしかない計画だ。現地で鉄道網を調べた身としては、あの山岳地帯に新幹線を建設するとはとても信じられない。
  もちろん成昆鉄道を敷設する中国の力量をもってすれば、不可能ではなく容易であり、実現もたやすく思われる。然し、果たして目論見通りに上手く効果が発揮できる交通機関足りうるのかという疑念は持たざるを得ない。
  率直に言えば、今日もチベットの生産企業で問題にもなっていた「重複建設」の良い例ではないか。
  貴昆線を複線化工事を行い(私が乗車した際は単線で、ループスパイラル線が凄まじく、暗闇の中シャッタースピードを落としながら撮影したことを覚えている)滬昆線として整備しておきながら、新幹線を作ってしかも珠江デルタへ連絡する構想だとは。
  貴陽までの西南部山岳地帯に建設ができたとしても、そこから南部へ行くにはどうするのか。私が訪れた際は、特に黔桂線の麻尾から金城江の区間はディーゼル機関車が重連運転で山を越える単線区間であった。現在では状況は変わったと聞くが、それでも地勢の厳しさに変わりはないであろう。湘黔線で株洲経由なら高速鉄道に連接するとは言えるが、そのようなルートで西南部に入ってからそこに高速鉄道網が展開されているというのは非常に違和感がある。なぜなら「国防三線建設」の総括が有るからである。









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